| 出版社からのコメント
「花に水をあげる」「ピーマンが食べれる」「歌わさせていただきます」「一つ千円になります」……。こんな最近の日本語を、あなたはどう思いますか。ら抜き言葉やアクセントの平板化はもちろん、方言や外来語、名前や文字の流行まで、さまざまな日本語の、現在と未来を考えます。『月刊日本語』の好評連載が新書になりました。
ら抜き言葉を考える上で必ず念頭においておかなければならないことは、この現象が決して際物的、流行語的なものではないということです。「ら抜き」という命名が揶揄的でずいぶん災いしているように見えますが、もっと正当な名称を与えるとすれば、この現象は新しい「可能動詞」の形成ということになります。
―本書「ら抜き言葉」より
目次●髪々? の系譜/知ったことじゃないですか?/「見れる」「来れる」を認めれる?/さ付きで差がつく?/鼻持ちならない? ガギグゲゴ/カレシは十人、カレシは一人?/あなたは変わってしまったの?/男女語用機会均等法?/かわいいだけ? じゃないんです/言葉もヒップアップしなきゃ?/キリキョウブッチシテチャーシバク?/先生、オハヨウ午後ザイマス?/苦労や疲れが増えている?/カタカナぬきでも話せますか?/カタカナぬきでも話せますね?/ベストテンから漢字が消える?/一億総バイリンガル時代?/豊言? 方言、豊かな言葉/自分をほめてやる? あげる?/ニナルをつけると丁寧になる?/「おなまえはなんですか?」/役所ことばの翻訳書?/お兄ちゃんは女の子で、お姉ちゃんは男の子?/しんしん、ちらちら、雪の音?/かんじがなくなる
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